2016年に導入される長いリソースIDへの仕様変更に伴う各種AWS SDK / CLIのバージョンアップについて
はじめに
2015年11月ごろAWSよりEC2, EBSのリソースIDの長さの変更について仕様変更の発表がありました。
2016年に導入のEC2, EBSのリソースIDの長さの変更について
現時点ではEC2にてオプトインにより変更が可能となっています。 EC2での変更方法については長いEC2リソースIDが利用可能になりましたをご参照ください。
今回の仕様変更に伴い長いリソースIDをAWS SDK / CLI で使用する場合には、これらのツール類もバージョンアップが必要となります。
バージョンアップが必要なツール類、バージョンアップが不要なツール類をご紹介します。
バージョンアップが必要なAWS SDK / CLI
バージョンアップが必要なツールは以下となります。
ツール | バージョン |
PHPv2 | v2.8.27以降 |
PHPv3 | v3.15.0以降 |
CLI | v1.10.2以降 |
Boto3 | v1.2.1以降 |
Botocore | v1.3.24以降 |
バージョンアップが不要なAWS SDK
- PHP v1
- Boto v1
- Boto v2
- Ruby v1
- Ruby v2
- JavaScript
- Java
- .NET
- AWS Tools for Windows PowerShell
- Go
こちらのSDKは長いIDに互換性があるのでバージョンアップ不要です。
まとめ
2016年末までにEC2, EBSのリソースIDの長さの仕様変更があります。 変更に伴い計画的にAWS SDK / CLIのアップグレード及びテストを行ってください。